結婚式の引き出物の定義からトレンド、ランキングまでわかる!

結婚式の引き出物選びで失敗しないよう、「これだけは抑えておきたい」を一度にお伝えします

結婚式の指輪交換

結婚式の引き出物の定義と概要

 結婚式の引き出物とは、結婚式披露宴に参列したゲストに「感謝の気持ち」としてお渡しする贈り物です。かつては披露宴で用意した料理の一部を持ち帰る「お土産」でしたが、現在はご祝儀をいただいたことに対する、お礼・お返しというのが主流になっています。
引き出物の平均費用は約7,600円です。親族に対する引き出物金額は、一人当たり約1万円と一番高く、次いで会社関係が7,500円くらい、友人は5,500円くらいです。品物を変えたり、同じブランドの中から金額を変えて贈り分けしている人が多数です。
引き出物は、いただくご祝儀の金額を想定して、それに見合った物を用意することがマナーです。一般的には、メインの引き出物はご祝儀の約10%程度の価格です。
引き出物を購入できる場所は、主に「式場(式場提携店含む)」と、インターネット上の「通販サイト」、直接お店で購入する「実店舗」などがあります。

結婚式の引き出物の歴史

 結婚式の引き出物は、古くは平安時代に遡り、その歴史は変遷を経て現代に至ります。

平安時代: 平安時代には、宴席のお土産として馬が引き出し物として使われていました。貴族たちはお客様に馬を贈り、その馬を引き出して見せたことが始まりでした。「引き出物」という言葉の由来といわれています。

室町時代: 室町時代に入ると、一般に貨幣が流通し始め、引き出物は馬から変化し、贈り物の一環として進化していきました。

現代: 現代では引き出物の意味が変化し、結婚披露宴に出席したゲストへ感謝を込めて記念品を贈る習慣となりました。引き出物はゲストからいただいたご祝儀へのお礼やお返しとして今も続いています。

引き出物の意義

 過去の歴史においてはその家の豊かさを表すこと、見栄のようなものもあったようですが、基本的には結婚をお祝いしてくれる方への感謝の気持ちを表すものと捉えてよいでしょう。現代においては、忙しいなか結婚式に足を運んでくれたことへのお礼として、喜んでいただくことが重要です。

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相場の予算

 引き出物トータルで総額4,000円から7,000円ほどが平均的な予算相場と言われています。また近しい方や親族や、夫婦の生い立ちやなりそめの動画作成やスピーチなどで結婚式に関わってもらった方へは、感謝の意を込めて10,000円前後に設定するパターンもあります。

マナー

 熨斗紙はメインの引き出物にかけて、新郎新婦の結婚前の姓を並べて書きましょう。入籍済でも旧姓を書くのが従来のマナーです。
 また、よくある疑問ですが、送り先様ごとに引き出物の内容を変えることは失礼にはなりません。むしろ送り先様のパーソナリティや喜ばれることを考えると、より心に残る「よい式だったな」と思ってもらえるでしょう。1点だけ気を付けるのは、袋や包装紙を統一すること。外見で中身がことなることがばれてしまうと、区別されている、もしくは軽視されていると感じてしまうことも無きにしも非ずです。貴重な時間を割いて参加していただいた方々に対する配慮する意味でも、ネガティブな要素はできるだけ省きましょう。

トレンド

 ・カタログギフト

 引き出物の送り手としては、簡単なのが一番の理由のようです。結婚に際しては、結婚式の手配だけでも時間や手間がかかります。引き出物については少しでも早く楽にできることが決め手のようです。
また、引き出物の送り先様が自主的に選べて、送り先様ごとにもらって嬉しいものにより近づけることが人気の理由の一つのようです。
ただし、さまざまなカタログギフトサービスがあり、商品も多岐にわたっているとはいえ、よそ様とかぶることもありえます。人生のビッグイベントである結婚にまつわることで、オリジナリティという観点からは少し物足りないかもしれません。

 ・引き菓子

 お菓子が好きではない方や賞味期限の関係、また総勢数十から数百個と大量に手配できるお菓子で、本当に喜んでいただけるものを見つけるのは難しい面もあります。アレルギーや宗教上食べられないものなども、多様化した現代社会においては検討しなければいけないと思われます。

 ・縁起物

 基本的には晴れの日にお渡しする引き出物ですので、何かしら縁起を担いだものをお送りすることが定番です。新郎新婦だけでなく、結婚を祝福してくれる方にも幸せを感じてもらいたい、幸福な日々を今後も送っていただきたいという気持ちで引き出物を選ぶ方にはぴったりです。おせちに入っているような、語呂合わせで日本古来のもので実際に使えるもの、例えば昆布や鰹節がよく選ばれているようです。こちらも好みや食べられないものなどを検討しなければなりません。また、昆布や鰹節は定番すぎて、結婚に頻繁に出席されるような方には既視感があり、使いきれないケースもあります。

人気の引き出物

 トレンドの中でも、やはりカタログギフトが一番人気で、引き出物専業社のある調査では90%近く占めているとのことです。ただ、式場の担当者や引き出物関係業者の手間を軽減する意図で勧めていることも関係あるかと思われます。
結婚式の引き出物として、カタログギフトをカードタイプで贈ることもあります。カードタイプは、引出物や引菓子、縁起物などを1枚のカードにまとめたもので、ゲストは専用サイトで好きな商品を選ぶことができます。カタログ冊子がない分、結婚式の帰り道にゲストが持って帰るものを減らすことできるので、2022年くらいから人気が急上昇中です。

結婚式フィギュア

 

引き出物の手配時期~結婚式から逆算していつまでに決めればよいのか?

 カタログギフトを選ぶ場合は時期はあまり関係ないかもしれませんが、それでも余裕をもって式の3か月前から、遅くとも1か月前にはすべて確定しておかないと直前に慌てることになります。オリジナリティを演出したい方はもっと時間がかかるでしょう。

もらって嬉しいものは?

 トレンドと、もらって嬉しいものは異なることも想定できます。基本的には日々使えるもので、あまり自分では買わないようなものだともらって嬉しいと感じます。定番としてはちょっと高級なお皿やグラス、タオルがあげられます。無難なチョイスを優先する方はこれらでよいかもしれません。

ご参考に、結婚式のゲスト200人を対象にゼクシィさんが調査した上位10位までのランキング結果があります。より具体的な引き出物として、下記がトップ3とのことです。

【第1位】雑貨や食品のカタログ式ギフト
【第2位】ハムやフルーツなどの食品
【第3位】タオルセット

※引用元:「【引出物ランキング】ゲストが“本当にうれしい”ギフトって?」zexy.net より

オリジナリティ

 上記ランキングを見ても、引き出物を選ぶ際にどうしても無難なものになりがちです。生涯で何度も行うわけではない結婚において、無難すぎると感謝の気持ちが伝わりにくいこともあるでしょう。
その際に、

・感謝のメッセージを伝えられる
・メッセージのフルカスタマイズができる
・日常的に使えてインテリア小物としてダサくならない
・長く使える
・邪魔にならない・結婚式の帰りに持って帰りやすい
・あまり自分では積極的に買わない

などの点でご検討いただきたいのは、アルミ丸缶、ブリキ丸缶を引き出物として贈ることです。上記のような点を満たす特長があり、ギフトとして、またおしゃれアイテムとしてインテリアのアクセントにも使えて、特に文面やイラストなどを通して感謝の意を伝えられる丸缶の刻印(エンボス)サービスをご利用いただくとよいかと思います。

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